- 競売で自宅を取り戻したいのですが、できますか?
第三者の協力を得て、確実に落札できる金額を提示し、現金を用意することができれば、競売で不動産を取り戻すことは可能です。
ただしこれは一般の個人の方にとっては非常にハードルの高いものになります。
◆「第三者の協力」とは 誰しもが競売に参加できるという訳ではなく、債務者は競売に参加できません。
ですので、債務者でない第三者の協力を得て競売に参加する必要があります。ちなみに、連帯保証人、物上保証人は競売に参加することはできます。
◆「確実に落札できる金額の提示」とは 競売は広く参加者を募り、入札方式で購入者が決まります。
入札方式は一番高値を提示した人が落札者となるわけですから、必ず1番の高値を提示しなければなりません。
そのためには、自宅不動産の資産価値を慎重に判断し、これなら間違いなく落札できる金額を見出すことが必要になります。
◆「現金を用意すること」とは 競売物件を購入する場合、不動産会社など法人でない限りローンは使えないため、現金を用意する必要があります。