代位弁済とはどういうことですか?

代位弁済とは債務者に代わって第三者が債務を支払う行為を言い、住宅ローンの場合の第三者とは保証会社になります。 この行為が行われるのは、主に契約違反が生じた場合でローンの滞納がそれにあたります。 一般的に住宅ローンを3ケ月滞納すると代位弁済が行われます(住宅金融支援機構の場合は6ケ月)。 そして、保証会...

代位弁済とは債務者に代わって第三者が債務を支払う行為を言い、住宅ローンの場合の第三者とは保証会社になります。

この行為が行われるのは、主に契約違反が生じた場合でローンの滞納がそれにあたります。
一般的に住宅ローンを3ケ月滞納すると代位弁済が行われます(住宅金融支援機構の場合は6ケ月)。
そして、保証会社による代位弁済がなされると、今度はその保証会社が窓口となり請求されます。

しかし、その請求方法は、競売による回収になります。
ですので、代位弁済が行われるということは、不動産が競売になってしまうということを意味しています。

次に、代位弁済の恐ろしいところは、競売になってしまうということだけではありません。
それは金利です。
住宅ローンの金利と言うと1%前後ですが、代位弁済されてしまうとその金利は採用されなくなり、いきなり14%以上にまで跳ね上がります。
金利は元本に対する割合になるため、住宅ローンのように元本が高額な場合、その金利負担はかなり大きくなってしまいます。

例えば、2,000万円を保証会社が代位弁済した場合、その金利負担は1年で280万円以上になってしまいます。
ですので、代位弁済されれば、早い段階で不動産を売却するなどして元本を少なくするようにしなければならないのです。

この回答の著者

烏丸リアルマネジメント株式会社
代表取締役
矢田 倫基

宅地建物取引士
任意売却コンサルタント

1974年生まれ 大阪府出身
近畿大学 理工学部 卒業

大手ゼネコンにて技術者として従事したのち心機一転、不動産業界へ転職。不動産コンサルティング会社在職中に偶然知った「任意売却」こそ「自分が一生を賭けてやるべき仕事」と直感、一念発起し退職。アポなしで任意売却の専門会社に飛び込み門前払いされるも諦めず、半年間手紙で熱意を伝え続けた末に採用される。真摯に任意売却と向き合い懸命に努力した結果、実績が認められて代表取締役へ就任したものの、独立。日本で初となる法律業務も扱う任意売却専門会社「烏丸リアルマネジメント」を設立し、現在に至る。
金融機関や士業者からの信頼が厚く、任意売却の専門家として全国各地で講演も行う。数多くの住宅ローン困窮者を救ってきた面談は「心のカウンセリング」と呼ばれ、関西圏のみならず全国から相談者が後を絶たない。
『幻冬舎ゴールドオンライン』、『マイベストプロ京都』にてコラム執筆中。著書に『住宅ローンが払えなくなったら読む本』(幻冬社)がある。

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